ベビーカーの種類

赤ちゃんとのおでかけに大活躍するベビーカー。生後間もないころから使えるものや、チャイルドシートとしても使えるものなど、いろいろなタイプがあります。
各タイプごとに使える時期や取り扱い方法も変わるので、おでかけ中の赤ちゃんが安全、快適に過ごせるよう使用時期や、使う場面を考えながらピッタリの1台を選びましょう。

 

『A型ベビーカー』

 対象月例:生後1ヶ月〜24ヶ月

リクライニング機能がついているため、ベットのように赤ちゃんを寝かせた状態で利用できます。大きめでしっかりとしたつくりで振動が少なく、安定性と快適性を重視しているため、首や腰がすわっていない赤ちゃんでも安心です。赤ちゃんの顔が見える対面式に切り替えられる両対面タイプは、背面式のみのものに比べると、多少重量が重くなります。

 

『B型ベビーカー』

 対象月例:生後7ヶ月〜24ヶ月

首や腰がすわった7ヶ月ごろから利用できます。背面式のみでシートがイスに近い形になっていて、背もたれに寄りかかった姿勢で座ります。ほとんどの商品にリクライニング機能が付いていますが、赤ちゃんを寝かせてあげられる角度にはなりません。軽くてコンパクトな設計で、走行しやすく折りたたみやすいうえ、A型に比べるとリーズナブルです。

 

『バギータイプのベビーカー』

 対象月例:生後7ヶ月〜24ヶ月

シートの部分にフレームがなく布1枚でできているため、とても軽くコンパクトに折りたためて持ち運びも簡単です。振動の吸収率が低いタイプも多く、赤ちゃんが疲れやすいので長時間の利用には向きません。また、大きな車輪と頑丈なつくりでデコボコした道でも快適に走行できる三輪のバギーは、スタイリッシュな商品も多く人気がでてきています。

 

『多機能タイプのベビーカー』

 対象月例:新生児〜24ヶ月

A型ベビーカー、B型ベビーカー、チャイルド(ベビー)シート、ベビーキャリー、ロッキングチェアなど、1台でいろいろな使い方ができる優れものです。多機能な分しっかりとした構造で重量は重くなりますが、新生児のころから使えるため、出産後に退院してお家に帰る車の中でも活躍します。また、寝ている赤ちゃんを起こすことなく、室内や屋外、車内への移動も可能です。