貴方のチャイルドシートは大丈夫?
2004年チャイルドシート取り付け状況調査によると、しっかり取り付けられていたチャイルドシートはわずか3割。それ以外の7割は、グラグラである。という恐るべき結果がでました。
チャイルドシート自体安全に作られていたとしても正しく取り付けられていなければ、何の意味もありません。誰でもしっかり簡単に取り付けられるものを選び、お出かけ前にはぐらつきやベルトの緩みをチェックすることが赤ちゃんの身を守るためにも大切なことです。
選び方の基準に「チャイルドシートアセスメント」
チャイルドシートアセスメントとは、国土交通省と自動車事故対策機構が毎年行っている、市販されているチャイルドシートが赤ちゃんの命をきちんと守ることができるものかどうかを、さまざまな角度から試験して、その結果を公表しているサイトです。
その結果は、各メーカーのチャイルドシートごとに、「優」「良」「推奨せず」と明確に評価され具体的な内容も評価されています。
チャイルドシート選びの際には事前にチェックして、正しいチャイルドシート選びをしましょう。
チャイルドシートの年齢別使用方法
乳児用チャイルドシート
体重10キロ未満、身長70cm以下
体の構造が未発達な赤ちゃんにかかる衝撃を背中全体に受け止めるため、車の進行方向に対して後ろ向きに使用。
比較的簡単に取り付けられるものが多く、乳児期の赤ちゃんの体にフィットする作りになっていてベビーキャリーやベビーラックになるものもあります。ただし、使用できる期間が短いのがデメリット。
乳児・幼児兼用チャイルドシート
体重18キロ以下、身長100cm以下
低月齢のときは乳児用パットを使って後ろ向きに使用、1才を超えるころから前向きに使用。
商品数が多く長い期間使用できるが、乳児期にはやや大きく、取り付けが複雑なものがある。
幼児用チャイルドシート
体重9〜18キロ以下、身長100cm以下
1人でお座りできるようになったら使えます。
幼児・学童兼用チャイルドシート
体重9〜36キロ、身長135cm以下
車のシートベルトでチャイルドシートと子供を一体化して固定するのが主です。
学童用チャイルドシート
体重15キロ〜36キロ、身長135cm以下
座面を上げて背の高さを補い、大人用のシートベルトを使います。
チャイルドシートは消耗品
チャイルドシートは永久に使い続けられるものではありません。見た目の変化はほとんどありませんが、素材は年々劣化してきています。赤ちゃんの安全を考えると、買い替えの目安は6年です。